ぷよぷよプロメンバーに対する不満と期待
先日、ぷよぷよのプロライセンス選手が発表されました。
対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズについて、初のプロライセンス選手11名が決定しましたぷよ!応援よろしくぷよ!
— みどりぷよ(ぷよぷよシリーズ宣伝担当) (@puyopuyo20th) 2018年4月9日
※順不同・敬称略
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これについて僕の考えを言いたいと思います。
まずメンバー選考に関してですが、これは僕に限らずぷよぷよに関わったことがある人間はすべからく言いたいことがあると思います。
プロに求めらる資質とは一体なんだろうか。実力、知名度、実績、立ち振る舞い、などいろいろとあるでしょう。ただそれらを総合的に考慮した客観的な基準は存在しません。
あえて言いますが、今回のメンバーの中に、個人的には顔も見たくないほど苦手な人物がいます。しかし僕一人が嫌っているという理由で、その人にプロの資質がないということにはなりません。客観的な基準がない以上、僕に今回の人選を非難することはできないので、受け入れます。
今後の言動を踏まえたうえで「やっぱりあの人選は間違っていたのではないか?」と後々思う可能性はありますが、やはり現状としては純粋に静観、応援する立場をとりたいです。
次に、今回発表されたメンバー以外のプロライセンス取得についてです。
2018年4月14日にぷよぷよカップ in セガフェス2018が開催されます。
この大会の上位入賞者には、プロライセンスを取得する権利が与えられます。
「参加資格を満たし、規約を順守いただける全ての一般プレーヤーが参加可能」だということですが、ページをスクロールしていくと
※最大参加人数を超えた場合は抽選とさせていただきます。
の一文が見られます。僕はこれが気に食わないのです。
ぷよぷよというタイトルが一般のプレーヤーに門戸を開き、実力のあるメンバーを選びプロとして船出しようとする、その第一歩が抽選なのです。いくら実力があり、ぷよぷよに対する思い入れがあっても、この抽選に落ちてしまえば何もできません。
これが通常の大会であるならばいざしらず、今後の展開を担う最初の大会のメンバーを募るにしてはあまりにも投げやりなのではないかと思うわけです。
「予備予選で優勝候補と一回戦で当たってしまった」
程度の不平等さに文句を言っているわけではありません。この規模,注目度の大会の参加資格に完全な運が絡んでしまうことを僕は許容できません。
「じゃあどうすればいいのか、お前はそもそも応募して落ちたのか、そうでもないのに文句を言う資格はあるのか。」
という意見もあるでしょう。
僕は応募をしていないので抽選に落ちて涙を飲んだわけではありませんし、その人たちの意見を代弁する資格もありません。運営に携わっているわけでもないので、現実的な解決方法を見出す術もありません。安全な位置から無責任に言いたいことを言っているだけと非難されてしまうと、返す言葉もありません。
しかし、ぷよぷよのeスポーツとしての今後に期待する一般プレーヤーの一人として思ったことを発信していくことは無駄ではないと思っています。発言力のないたった一人のプレーヤーの戯言と切り捨てられればそれまでですが、それでも僕はぷよぷよというコンテンツに期待しています。
少し前までぷよ界はいろいろな事件が重なってあまり良い雰囲気ではありませんでした。しかしsteam版ぷよテトが発売され、公式が重い腰を上げてプロ化に乗り出し、日本でも生れかけている大きなeスポーツの波に乗ろうとしています。ぷよらーたちも一枚岩ではありませんが、ぷよぷよをもっと広めていきたいという思いは一致していると思っています。
地方に住む人間としてはやはり大会の規模や頻度、プレイヤーのレベルという点で格差を感じることもあります。願わくば、地方でも大規模の公式大会が開かれることを。