立てば食欲座ればご飯

歩く姿は貴乃花

感想:モンスターハンター:ワールド

はじめての記事です。今回はモンスターハンター:ワールドの感想です。

*プレイ歴はP2G、3、3rd、4、4G、X、XXを合計2000時間くらい。

*以下ネタバレふくみます。また、感想は個人のものです。

 

今作はひさびさの据え置き機向け、そして全世界同時発売タイトルということで新しい要素がてんこ盛り。

 

良い点

・当然グラフィックが良い。拠点やフィールド、モンスター、環境生物etc.がよりリアルで世界観に奥行きがある。

・採取、回復薬などの使用が移動しながら可能。ファストトラベルやスリンがー移動、拠点でのリフトなど全体的にストレスフリーな仕様に。(エリアの広さ的に当然かもしれないけれど)

・スキル回りの仕様がシンプルに。新規や復帰勢にも優しい。

・武器バランスがそこそこ良い。斬裂下方修正は対応が早く、現状は圧倒的な強武器や弱武器はない、かな?

・新規モンスターが多い、新大陸という設定に説得力を持たせている。

 

悪い点

・文字が小さい。

・ボリュームが少ない。全体のモンスター種が少ないうえに、上位に入ってからの痕跡集めの連続がストーリーの寂しさに拍車を掛けている。

・ラスボスの魅力がない。危機感もなければ伏線もなくぱっとあらわれ、討伐しても大した感動もないままエンドロール。武器防具もとりたてて褒めるほどでもなく、もう少しどうにかならなかったものか。

・素材紹介文が味気なく、クエスト依頼文は実質廃止。若干さみしい。

 

その他思ったこと

・瘴気の谷のBGMが結構いい。バゼルのも好み。全体的に無難にまとまっている。(悪く言えば地味)

・難易度が相当低い。マルチだと軸がずれたりターゲットがぶれたりで思わぬ被弾もあるが、ソロはおそらく過去最低難易度。体力増強や気絶耐性が付けやすいのも大きい。

・一方で海外勢が増えたので野良の成功率はかなり悪い。救難信号システム自体はそこまで悪くないが、入る時や使うときは慎重に。

・歴戦キリンは例外。今作は被弾の気絶値上昇が大きい(気絶蓄積値の減少が遅い?)ため、2発もらえば気絶→乙は必至。特殊装衣とスキルでの対策は必須。

・特殊装衣はクールタイムを考慮すればバランスブレイカーにはなっていないかな。TAは不動と達人祭りだけどゲーム性としてみれば許容範囲。

・砥石持ち込み不要、クエスト中に装備変更可、アイテム変更可は一見便利だけど、限られた枠内でアイテムを厳選したり複数モンスターに最適の武器を選んできた過去作からのファンには受け入れがたい変更か。

・過去作におけるギルクエ、超特殊並みのエンドコンテンツがなく、200時間を超えると金冠集めくらいしかすることがない。(個人差あり)

・拠点からの出発場所を選択できるのだから、帰還場所も選択可能なら良かった。食事場所が遠い。

・おそらく過去作の名残なのだろうが、上位開始地点がランダムになるのはいただけない。今作はファストトラベルがあるのでほぼ無意味な仕様。どうしても残したいのなら、ランダムの場合は常に大型モンスターの目の前に落とすくらいして欲しい。(やったらやったで批判するが)

・大型アップデートには期待。新規モンスターやマップの追加があれば嬉しいけどそこまで大きいのは厳しいだろう。多少期間は空いてもいいのでユーザーの声を反映してくれれば。

・G級の有無。村最終クエ後の拠点の人たちの発言、ワールドマップの空白地点、売上を考えれば希望的観測だけどあるでしょう。

・あるなら有料DLCと完全版パッケージ並行展開なのか、完全新規で引継ぎ型なのかには注目。海外展開していて息の長いタイトルにしたいという発言を信じれば有料DLCかなーって。

・以上です。その他スキルバランスとかマップの愚痴とか細かいことをいえばきりがないのでここらへんで。

 

総評として、売上に恥じないくらいの傑作になっています。何よりモンハンというコンテンツにおいてはプレー人口が多いというのが大きな強みなので、売れることで更にいい方向に向かっていると思います。個人差はあるけど、プレーしてみた最大の感想は「思ったよりモンハンだった」ということですね。大きな仕様変更に伴って粗や批判が出るのは仕方ないながらも、その中でも根本的なところは変わらずにうまくまとまっていました。。

というわけで感想でした。ありがとうございました。僕は攻撃珠探しに向かいます。探さないでください。