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ぷよぷよ:土台について(初級者向け)

 

せっかくブログを始めたので真面目なぷよ記事でも書こうかなと思います。

 

※ターゲットは初級者~中級者ですので、上級者の方はそっと見守ってくれるか意見を貰えると喜びます。

※個人の意見もあるので間違っている点や不足している部分もあるかもしれません。

※偉そうに語れるほどの実力ではないので、自戒の念を込めて書いている記事だと思って読んでください。

※必要だと思えば画像等を使って具体例を示しますが、基本的には考え方に重点を置きたいと思っています

             

    今回の記事のテーマは土台です。

 

土台の定義を厳密に決めようとすると厄介なので、今回はぷよぷよ用語辞典にのっとり「 下から1~4段目の、第一折り返しまでを指す」程度のゆるい認識にさせてもらいます。

 

はじめに誤解を恐れずに言うと、土台についてあまりにも考えすぎることは基本的にナンセンスだと思っています。土台についてあれこれ考察する時間を、中盤以降の考察にまわした方がお得です。

というのも序盤に関しては選択肢が限られている為、あまり考察の余地がありません。上級者のプレイ動画を見て真似をするのが容易で確実で手っ取り早いです。斬新な土台を組みたい気持ちもわかりますが、まずは基礎を修めてからでも遅くはないと思います。

ですので今回はとりわけ初級者向けに、基本的な土台構築の意識について書きたいと思います。

 

土台に際して特に意識をする点は

・序盤の全消しを逃さない
・可能な限り早く中盤戦に入る
・致命的な隙を作らない

です。それぞれ解説していきます。

 

・序盤の全消しを逃さない

文字通りです。序盤の同じ色のぷよを離して置くと、全消しを逃しやすくなりがちです。具体的な例として、6手全消し(ぷよ12個)を逃してしまうとその試合の勝利が絶望的になります。そのため、序盤は全消しを逃さないような捌き方を心がけましょう。

(4連鎖全消しに関しては自分と相手の実力によって取るべきか取らないべきかが変化します。が、中級者までは基本的に取っていいと思います。)

 

・可能な限り早く中盤戦に入る

現代ぷよでは、中盤戦が必須です。ある試合で中盤戦に入るのが数秒遅れるくらい大したことないように思えますが、それが50先にもなると大きな差となります。そのため、「土台構築=中盤戦開始RTA」と言ってもいいかもしれません。


では中盤戦に早く入るために意識することは何かと言うと

①手を止めない…言わずもがな

②ちぎりを減らす…意識しすぎて形が組めなくなると元も子もありませんが、可能な限り

③土台の連結を露出させる…土台も中盤戦に使えるようにしましょう

④連鎖尾上部を平らにする…厳密に言えば速度とは関係しませんが、中盤が組みやすくなります

となります。


階段積みがあまり推奨されないのも、この②、③を満たさないというのが大きな理由です。

どこまでが土台でどこからが中盤なのかと言うとその明確な境界こそありませんが、この意識があるとないとでは将来的に大きな違いが出てきます。

 

・致命的な隙を作らない

まずはこの画像を見てください。3列目がネクスト、5列目がネクネクとします。

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このネクストを5列目に立ててしまうと、緑が6列目に2個必要という状況になります。これが「致命的な隙」です。これを5列目に立てていいのは、

 

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の場合のみです。
これは極端な例ですが、形を綺麗にしようと意識しすぎて対人戦だということを失念しないようにしましょう。

 


その他にも受け入れの広い捌き方をするであったり相手に見られにくい土台を組むなどもありますが、この3点を意識さえすれば基本的な部分はカバーできます。

 

そしてなにより土台を組む上で最も重要なことは、ちゃんと連鎖になるように組むことです。まずは「ツモが捌けずに土台が組めない」という事故が起こる確率を限りなくゼロに近づけるのが最優先事項です。そのためにも、自分が使う土台は何百何千と実戦で使ってみて、その理解を深めてみてください。

土台は恐らく一番成長を実感しやすい部分ですし、一番簡単に格上との差を縮めやすい部分です。もしこの記事と擦り合わせてみて思うところがあったのなら、自分の土台手順を見直す価値はあるでしょう。

それでは、お互い精進していきましょう。良いぷよライフを!